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番外編! ピカチュウの森その前(後編)

ピカチュウの森その前(サトシのピカチュウ編)後編。


ピカリ「ピカピ兄ちゃん落ちちゃった。」
ピカオ「本当に、本当に落ちたのかよ。」
ピカミ「誰か助けに行かなきゃ」
ピカオ「無理だよ。この崖はピカピ兄しか登れない。」
ピカリ「そ、そんな~、ピカピ兄ちゃんを見捨てるの?」
ピカオ「ピカピ兄ならすぐに帰って来るよ。」
ピカミ「それもそうね。ピカピならすぐに帰って、、、来るよね」

そしてピカピは川に流されていた。
ピカピ「うっ、体が思うように動かない。」
更にピカピは流された。タマムシシティの左側、トキワシティの右側、そしてマサラタウンにたどり着いた。
ピカピ「こ、ここはどこだろ?。風がきもちいな~。」
陸に上がったピカピは釣りをしてる2人を見つけた。
サトシ「俺は、お前には負けないからな、シゲル!」
シゲル「釣りで僕に勝てると思ってるのかい?」
サトシ「ああ、思ってるさ~!」
サトシ&シゲル「ん!?当たりだ!!」
シゲル「どうやら、同じ獲物らしいな。」
サトシ「えっ、そうなの?」
シゲル「そんな事も分からないのに、僕に勝とうなんて、100万年早いね。」
サトシ「何だって!。じゃあどっちがこの魚を釣るか勝負だ!!」シゲル「いいだろ。勝負だサトシ!!」
サトシ&シゲル「んっ、今だ!。、、、えっ!?。も、モンスターボール!!」
サトシ「このモンスターボールは俺の物だ。きっと、トレーナーとして旅立つ俺に、神様がプレゼントしてくれたんだ!」
シゲル「いや、僕の物だ。きっとトレーナーとして旅立つ僕への、神様からのプレゼントなんだ!」
サトシ&シゲル「んーーー!!」
サトシ「俺の物だ!」
シゲル「僕の物だ!」
サトシ「俺の物だ!!」
シゲル「僕の物だ!!」
そうして引っ張り合っていると、モンスターボールが2つに分かれてしました。
サトシ「そんな~。俺のモンスターボールが~。」
シゲル「錆びてジョイントが緩んでいたのか。サトシお前のせいだ!」
サトシ「何っ!。俺のせいだって言うのか。大体シゲルお前が引っ張るからだろ!。」
シゲル「もう帰る!!」
サトシ「俺も帰る!!」
シゲル「真似するなよ。」
サトシ「真似じゃないよ。本当に帰るんだよ」
二人とも揉めながら、半分になったモンスターボールを拾って歩いて行った。
ピカピ「今のはなんだったんだろ?」
ピカピは橋の上にある、モンスターボールの欠片を見つけた。
ピカピ「何だろこれ?。さっきのモンスターボールって、これのことかな?。」

そこへオーキド博士がやってきた。
オーキド「ん?。橋の上にいるのはピカチュウではないか。」
ピカピ「だ、誰か来る」
オーキド「傷だらけじゃないか!。ゲットして治療しなければいけない。いけ!モンスターボール!!。」
ピカピ「これが、モンス、、、」
ピカピはモンスターボールの中へ入ってしまった。
オーキド「ピカチュウゲットじゃ。早く研究所で治療しなければ。」
オーキド博士は研究所に向かった。

そして、森ではピカピの事心配していた。
ピカリ「ねー、ピカピ兄ちゃん一週間も帰ってこないよ」
ピカオ「うん。一週間は長いよ。きっと何かあったんだ!。」
ピカミ「何かって何!!」
ピカオ「分からないよ。そんな事まで、、、」
ピカリ「祈ろうよ。ピカピ兄ちゃんが無事なようにね。」
ピカミ「そうね。今の私達にできる事はそれくらいね。」
ピカオ「だな。待つ事しかできないんだ。俺達はな、、、」
ピカリ「分かってる、分かってるけどやっぱり待ってられないよ。」
ピカオ「くっ、みんな同じ気持ちだ。たがあの崖を登れるのはピカピ兄だけだ。」
ピカリ「それはそうだけど、、、」
ピカミ「待ってましょう。ピカピがいつの日か帰ってくるまで」
ピカリ「うん。」

その頃ピカピは?
ピカピ「なんだ、この狭い場所は!?。ここから出なくちゃ。」
ピカピはモンスターボールから出た。
オーキド「な、なんじゃ~!?。ん?、さっきゲットしたピカチュウではないか。」
オーキド博士はピカピに近づく。
ピカピ「来るなよ。こっちに来るなよ。」
オーキド「ピカチュウこっちおいで。」
そう言ってオーキド博士が手をだした瞬間!!。ピカピが電撃で攻撃。
オーキド「あわわわ、コイツはちょっと問題ありじゃな。」
ピカピ「や、やった~。」
オーキド「も、戻れピカチュウ!」
オーキドが持ってるモンスターボールから赤い光が出てピカピはモンスターボールの中へ。
オーキド「このピカチュウは、初心者用ポケモンカプセルの中心で眠らしておこう」

それから一ヶ月後
サトシは10才の誕生日。ポケモントレーナーとして旅立つ日が来た。

そして、アニメポケットモンスター第1話へ続く。

番外編、ピカチュウの森その前(サトシのピカチュウ編)は終わりです。


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